利根川の赤岩渡船(群馬県千代田町-埼玉県熊谷市)
利根川に四つある渡船のうち三つめ。赤岩渡船に2007年9月22日に乗ってきました。報告です。
赤岩渡船は,埼玉県の北部,熊谷市の葛和田と,群馬県の南東端近の千代田町赤岩を結びます。赤岩は,江戸時代から河川交通の中継点として栄えていたんだそうです(現地の看板による)。はるか江戸や銚子からも船便があったということのようです。今も当時の交通の要所のわずかななごりとして,渡船が残っているわけです。そのような歴史を背景にして,今でも二つの県をつなぐ主要地方道(重要な県道?)熊谷・館林線の一部になっています。運営は千代田町,運賃はただです。
妻沼町葛和田には,高崎線熊谷駅から1時間に1本程度バスが出ています。時刻表はこちら。この地方にしては充実したバスの便といえるでしょう。運賃は400円。
バスは,利根川の河川敷,渡船乗り場のすぐそばが終点です。渡船との連絡を考慮しているようです。ただし,乗り換えの人が多いのかはわかりません。ちなみに土曜日の10時55分ごろに葛和田についた便でしたが,終点で降りたのは,私一人でした。でも平日はそれなりに利用者がいるのかも…。
こちらが案内板。歴史のほか,運航時間や利用法がさりげなく書かれています。
看板の最後に書かれている,呼び出し用のポールと旗。これを掲げると,向こう岸から渡船がやってくるしくみです。
対岸から渡船が近づいてくるのを確認したら,旗を降ろして50メートルほど先の渡船乗り場に向かいます。
左奥に見える赤いのは,千代田町側のバス。あのバスに乗り継ぐと,東武伊勢崎線の館林駅まで行けるはずです。
渡船は,客室のないタイプ。甲板の上で立って乗船するのが基本みたいです。雨風の強い日は大変そうですね…。
ちなみに操舵室の入口には,2005年にテレビ番組で取り上げられたときの予告が張ってありました。2年間張りっぱなしだったのでしょう。
4分ほどで赤岩に到着です。が,館林駅行きのバスは行ってしまった後でした。葛和田でのんびりしていたからかもしれませんが,すぐ渡船を呼んだとしても,赤岩側のバスが定刻に発車する限り,連絡はむずかしそうなタイミングでした。乗り継ぐ人はいないってことでしょうか。
ちなみに,赤岩渡船場からのバスは,館林・千代田線と館林・邑楽・千代田線時刻表はこちら。あんまり便利じゃありません。ただ,渡船場から利根川の土手を越えて少し歩くと,JA永楽支所前というバス停があります。こちらで,館林・邑楽・千代田線の赤岩渡船を経由しないバスと,大泉・千代田線を捕まえられます。
私は,バスの通過まで時間があったので,結局始発の千代田町役場前まで1kmあまりお散歩。そこから大泉・千代田線の太田駅行きに乗りました。ここまで歩くと,さらに館林・明和・千代田線も捕まえられます。ちなみに赤岩側のバスはどの路線も200円均一。バス旅行が好きな人にも向いてますね…。
いやあ,渡船て,本当にいいもんですね…。
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