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2008/11/20

四国の山奥で森林鉄道と水力ケーブルカーめぐり(高知県馬路村)

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だんだん寒くなってきました。こういうときは,少しでもあたたかいところにいきたいもの。というわけで,南国土佐,高知県馬路村の森林鉄道と水力ケーブルカーを紹介します。とても古く,1998年1月25日に訪問したときの記録ですが,2008年現在でもあまり変わっていないようです…。

高知県の山奥にある馬路村には,村の中心に近い馬路温泉に森林鉄道と水力ケーブルカー,奥に入った魚梁瀬(やなせ)温泉に森林鉄道があります。いずれも観光用ですが,水力ケーブルカーは日本でここだけ。魚梁瀬の森林鉄道には,本物の森林鉄道の車両が展示されています。

で,馬路温泉から。場所はここ。

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土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の安芸駅から高知東部交通のバスで55分。日曜祝日は1日3本(平日は4本)。私は,高知でレンタカーを借りていきました。車なら高知から2時間,高知空港から1時間半というところだと思います。

森林鉄道も水力ケーブルカーも動くのは,日曜祝日と8月の毎日。私が行ったのは日曜。

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まずは森林鉄道から(トップの写真も)。こちらは,本物の森林鉄道とは関係なく,まったく新しく作られたもの。約300メートルのループ状の線路を2周します。1人1回300円。遊園地の乗り物みたいでした。
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次は水力ケーブルカー。正式にはインクライン(貨物運搬用ケーブルカー)といいます。馬路村は林業の村。山で切り出した材木を運び出すのに,インクラインを実際に使っていたのだそうです。それにちなんで,観光用のケーブルカーをインクラインとよんでいるわけです。こちらも300円。

このケーブルカー,床下が水タンクになっていて,水を入れれば重く,水を抜けば軽くなるようになっています。ケーブルカーは重しとつるべ式につながっていて,だいたい釣り合っているので,水を入れればケーブルカーは下に降り,水を抜けば上に昇るというしくみです。ただ,材木を運ぶのに水力式のインクラインを使っていたかどうかはわかりません。貨物(材木)の重みで下に降りそうだから,水力式は使われていなかったような気がします…。

動力がないので,エコですね。実際には水を抜いたり入れたりするのに時間がかかるので,あんまり実用的とも思えないのですが,観光用のケーブルカーだから,もちろん実用的でなくてよいわけです。
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ケーブルカーのてっぺんからは馬路村の中心部が見渡せました。

続いて,魚梁瀬に向かいます。場所はここ。

詳しい地図で見る

馬路温泉から車で30分ほど。安芸から馬路村中心部を通ってここまで来るバスは1日2本。
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こちらの森林鉄道も,動くのは日曜祝日と8月の平日。450メートルのループ線を2周します。料金は400円。

こちらは,動いているのは複製品ですが,よりほんものっぽい感じです。

9812514tこちらには,魚梁瀬を走っていたほんものの森林鉄道の機関車やモーターカーが保存されています。大変貴重なもののようです。
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Rail Magazineの編集長がブログで取り上げていました。さすがRail Magazine,詳しいし,写真もきれいですね…。

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馬路村は,観光と農業,林業で村おこしに取り組んでいる村。温泉の印象は残っていないのですが,馬路温泉で食べたお昼はおいしかったような気がします(うろおぼえ)。特産のゆずジュース「ごっくん馬路村」もごくごく飲めていい感じでした(ここもうろ覚え)…。

うろ覚えなので,あんまり説得力がないのですが,馬路村はいいところ。ちょっと交通の便が悪いのが難点ですが,森林鉄道,ケーブルカー好きでなくても,近くにお立ち寄りの際は足を伸ばしてみるのもよいのではないでしょうか…。

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