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2008/12/04

鉱山電車で温泉めぐり(三重県熊野市)

9822808t
熊野市の山奥,熊野簡易軌道(くまかん)からそんなに遠くないところに,トロッコに乗って行く温泉があります。ちょっと古いですが,1998年2月28日に乗ったときのようすです。

場所はここ。

ここ熊野市紀和町は,奈良時代から続いた鉱山「紀州鉱山」の町。1978年に閉山したのですが,鉱山電車と一部のトンネルを活用して,宿泊設備「瀞流荘」(せいりゅうそう)と「湯ノ口温泉」の間,約1kmを送迎するのに使われているのです。瀞流荘まで行き,そこから鉱山電車に乗って湯ノ口温泉に向かうのが普通のパターンだと思います。

瀞流荘は,紀和町の中心地からやや外れたところ,和歌山県新宮市の飛び地との間を流れる北山川沿いにあります。バスの便は,JR紀勢線の熊野市駅と阿田和駅からそれぞれ1日4本(熊野市自主運行バス)。また,新宮駅から熊野交通バスで約30分の志古から,瀞峡めぐりのウォータージェット船に乗り換え,途中の小川口で降りるという手もあります。小川口の船着場から瀞流荘までは10分ほどです。こちらは昼間は1時間に1本の割合で出ています

私は,東京(池袋)から勝浦温泉行きの夜行バスに乗り七里御浜で下車。歩いてすぐの阿田和駅からバス(当時は三重交通が運行)に乗り換えて行きました。料金は880円で,8時台に小川口のバス停に着きました。今はより乗り換え待ち時間が長くなっているようですが,バスは瀞流荘まで行き,運賃は400円に下がっています。

で,瀞流荘のフロントで鉱山電車の往復きっぷと湯ノ口温泉の入浴きっぷを購入。電車200円,温泉300円のところを合わせて100円引きで400円払いました。セット割引なのか,割引券があったのかは覚えていない…。今は電車は400円になっているようです。

トップは瀞流荘側の乗り場で取った写真です。バッテリー式の機関車を連結しようとしているところ。ちなみに,鉱山電車の出発時刻は決まっています

9822808u準備ができた列車。マッチ箱みたいな客車で頭をぶつけそうでした。

出発すると,すぐにトンネルに入ります。10分ほど走ってトンネルを出たところが湯ノ口温泉。

9822809uこちらが湯ノ口温泉駅。

なかなかよい温泉らしいのですが,温泉のことは何も覚えていません…。

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約1時間後の電車で瀞流荘に戻り,そこで3時間ほどのウォータージェット船を予約して,きっぷを購入。小川口から瀞峡を回って志古まで行くコースで2510円でした(現在は3070円)。そのうえでタクシーを呼んでもらい,鉱山資料館へ。運賃960円。歩くと30分ほどの距離でしょうか。

9822811t入館料600円(現在は500円)。なかなかおもしろかったです。で,一通り資料館を回ったあと,鉱山街の雰囲気の残る町並みを散歩。途中の「すずらん」という店でカレーを食べた記録が残っています。500円。

再びタクシーに乗り,小川口の乗船場へ。920円。

瀞峡,なかなかよかったです。

というわけで,熊野市紀和町はなかなか楽しめるところ。さらに市街地から車で10分ほど行くと,国内でも有数の棚田である丸山千枚田もあります。さらに夏ならば,少し足を延ばして北山村まで行けば,観光筏下りも楽しめます。

川湯温泉や十津川温泉といったよい温泉も近くに控えるここ一帯は,国内でも有数の観光地といってもよいでしょう。鉱山電車好きに限らず,一度いかがでしょうか…。

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