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2009/09/22

北上川の鴇波渡し(宮城県登米市 - 豊里町)

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北上川は東北で長さ最長,流域面積最大の川。常設の渡船は私の知るところ二つ。そのうちのひとつ,宮城県登米(とめ)市津山と,豊里町鴇波(ときなみ)を結ぶ鴇波渡しに,2009年9月12日,行ってきました。

場所はここ。

JR気仙沼線の柳津駅が最寄りの登米市津山の市街と,豊里町鴇波の集落を結びます。鴇波に住んでいる方のための渡船という位置付けでしょう。

事前に下調べした結果,(1)時刻は8時,8時40分,10時,11時,13時,14時,15時,16時,17時,17時30分,18時の11回,(2)日曜は休み,(3)ただ,(4)登米市と豊里町が出す費用で個人が受託して運営している--らしいことがわかりました。で,当日は東京方面から新幹線に乗り,仙台で気仙沼行きの快速に乗り換え,柳津駅についたのは午前10時ちょうど。

11時の渡船に向こう岸(鴇波)から乗りたいと思ったのですが,とりあえず,津山(柳津駅側)の渡船場を確認しておくことにしました。

駅前の案内図に渡船が描かれていることを確認して,

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それらしきところに向かいます。

行ってみると,立派な船着場が!

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でも,近づいてみると…

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立ち入り禁止。ほかに「河川管理,震災対策が目的」とも書かれてあって,ちょっと違う雰囲気です。対岸には,渡船の船らしきものも見えるのですが…。で,周りも探してみたのですが,渡船の船着場らしきものは見当たらず。

不安を抱えつつ,対岸に向かうことにしました。

実は,対岸に徒歩で渡れる橋は上下流それぞれ6kmほど離れています。でも,すぐ下流の新旧北上川の分岐点に水門があって,そこを歩いて渡れるらしいという情報もありました。うまく歩いて渡れるなら,40分ほどで対岸の渡し場に着きそうでした。

が,津山の渡船場を探してうろうろしていたので,30分が経過。このままでは11時の便に間に合いません。そこで,水門までタクシーを利用(営業所は市街地の国道沿いに2軒ある)。690円。タクシーの運転手さんに「渡れますか?」と聞いたら,「工事中だけど徒歩なら渡れるんじゃないかなあ?」と心もとない返事。とにかく行ってみることにしました。ちなみに運転手さん,渡船場の場所を知りませんでした。少なくとも津山側の人にとっては,渡船はなじみないもののようです。

「平成18年(2006年)11月上旬から自動車通行止め」の表示が出てましたが,歩きなので通行。

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自動車が問題なく通れそうな道でした。

で,11時ちょうどに渡船場に到着。

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かすれかかった案内板。

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待っていても船頭さんが登場しないのであきらめかけていたら,11時20分前に軽トラックが登場。

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無事乗れました。

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船頭さんによると,この渡船を利用する人は,「何人もいない」とのこと。ちなみに11時の便が11時20分に出たのか,もともと11時20分の便なのかは聞きそびれました。

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津山側の渡船場は,立派な船着場のすぐ左(上流)でした。これは初めてだと絶対わかりませんね…。

ここの渡船,時間になると船頭さんが軽トラックで巡回してきて,渡りたい人を探すしくみのようです(たぶん)。乗り慣れているなら大丈夫だけど,初めてだと難易度高いです…。

ちなみに,自動車通行止めになっていた旧北上川の水門部分は,国土交通省の「かわまちづくり」事業で工事中(リンクはPDF)のようす。歴史的に貴重な鴇波洗堰(あらいせき),脇谷(わきや)洗堰を中心とした公園を2010年3月の開園を目指して作っているようです。治水特別会計で公園を整備することに是非の議論はあるでしょうが,春や秋なら渡船と合わせて楽しく遊べるようになるかもしれません。

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コメント

確か、6月3日で鴇波の渡しは船頭の引退と共に、79年の歴史に幕を下ろしたと新聞で見た。此処は一回目は時間になっても船が現れず、二回目は津山支所に予約を入れていたが、船頭が病院に行くと言うことで振られ、今年の1月18日三回目のチャレンジでやっと制覇した曰く付きの渡船です。思い入れが深く、とても残念に思っています。渡船は船頭さんの高齢化で廃止される方向に来ている。モータリゼーションの発達で渡船はその役目を終了したと言う事なのだろう。早く行かないと美浦渡船(石狩川)も廃止になるかもしれない。今年の夏、訪問したい。

投稿: 足柄の金太郎 | 2010/06/08 20:57

これですね。http://mainichi.jp/select/wadai/horidashi/news/20100605mog00m040012000c.html
ちょっと残念です…。

投稿: 私はAと申します | 2010/06/12 07:43

1971に北上川の源流から石巻まで撮影しました。
この時に渡船場を3ヶ所撮っていますが、名前を確認する
ため、貴殿のおかげで一つ確信できました。
ありがとう。

投稿: ひらやま | 2012/11/10 15:35

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