ケーブルカー・スロープカー

2011/02/22

広島市森林公園のモノレール(広島県広島市)

045

 広島市は、山に囲まれた街。街を見下ろす山の一角には森林公園があり、山のてっぺんの展望台に楽に登るためにモノレールも用意されています。2010年8月5日に行ってきました。

 場所はここ。

 公式案内はここ。休園日は水曜と12月29日から1月3日まで。ただし夏休みやイベント期間中は水曜も開園。水曜が祝日のときは、水曜の代わりに次の平日が休園日。モノレールは午前9時から午後4時まで。

 公共交通によるアクセスは、広島駅からバス40分、そこから徒歩(登り道)60分。舗装道路を1時間歩いていくのは、大変そうです。そこで広島駅でレンタカーを借りていきました。駅から30分くらい。駐車料金は440円。

 さっそくモノレール乗り場へ。料金は往復200円。

011

 みかん山モノレールを遊園地用にりっぱにしたようなかんじ。さっそく乗り込んで出発。貸切でした…。

013

 モノレールは森林の中を走ったり、

016ちょっと開けたところ走ったり。


019

 4分ほどで山頂の展望台に到着。モーターではなくエンジンなのでけっこう音がうるさかったような気がする(うろ覚え)。

 山頂からのながめ。

022

 かなたに広島市の市街地が望めます。

 展望台で景色を見物してからこんちゅう館も見物(料金500円)。

0571

 1日ピクニックで楽しもうと思えば楽しめると思います。私はモノレールに乗ったのでピクニックしなくても満足でした…。

052

 都会暮らしに森林はいいもの。モノレール好きでなくてもお子様連れで楽しめるスポットだと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/11/13

ロープウエイとケーブルカーでブルーマウンテンめぐり(オーストラリアのカトゥーンバ)

138

 「人間(じんかん)いたるところ青山あり…」。青山(ブルー・マウンテン)という地名は、世界中いたるところにあります。中でも世界的に有名なのはオーストラリアのブルー・マウンテン。世界遺産にも登録された自然が、そのままの風景で残ります。そこにかかっているシーニック・ワールド(Scenic World)のロープウエイとケーブルカー。2010年5月8日に行ってきました。

 場所はここ。


より大きな地図で カトゥーンバのシーニック・ワールド を表示

 もより駅は、カトゥーンバ(Katoomba)。シドニーから近郊電車(CityRail)、ブルー・マウンテン線(Blue Mountains Line)で2時間ほど。往復きっぷ(Return Ticket)は、いつでも使えるタイプで15.6豪ドル(当時のレートで1206円)、平日の午前9時以降と土日休日に使えるタイプ(Off-peak return)で10.8豪ドル(835円)。別ページで紹介するジグザク鉄道(Zig Zag Railway)など、近くをいっしょに回ったりするなら1日乗車券(Day Pass、20豪ドル、1546円)を利用するのもよいでしょう。

 電車は1時間に1本出ているので、シドニーからわりと気軽におでかけできます。シドニーの近郊電車はほとんど2階建てなのですが、なかでも中距離電車の位置付けのブルー・マウンテン線は普通の電車より椅子が豪華(日本の特急のように向きを変えられる)でトイレがついていました。行きは進行方向左側がながめがよいので、2階の左側に座って、サンドやお寿司(巻き寿司はオーストラリアでも一般的)、コーヒーといったほかの人に迷惑にならないものをいただきながら車窓を楽しむのもよいかもしれません。

 カトゥーンバ駅からシーニック・ワールドは距離にして3kmほど。登り坂になるので、歩いて行くのはちょっとたいへんです。でも大丈夫。トロリー・ツアーズ(Trolley Tours)エクスプローラー・バス(Explorer Bus)の2社が近くの観光ポイントを結ぶ巡回バスを出しています。1日乗車券(または1日乗車券とシーニック・ワールドなどの施設の利用券のセット)でしか乗れないのですが、ブルー・マウンテンの森を見下ろす断崖絶壁のエコー・ポイント(Echo Point)といった見逃せない景勝ポイントや、エッジ・シネマ(Edge Cinema、ブルー・マウンテンのドキュメンタリー映像が見れるらしい)を経由するので、時間が許す限り乗り降りして楽しむとよいでしょう。私は、駅でたまたま出発が早かったエクスプローラー・バスを利用。シーニック・ワールドの3種類の乗り物に1回ずつ乗れる利用券込みで58豪ドル(4885円)。同じ効力のきっぷがトロリー・ツアーズでは44豪ドル(3402円)。エクスプローラー・バスのチケットではトロリー・ツアーズには乗れません(逆もだめ)。

(2010年11月18日追記。行きが登り坂と書きましたが、行きは下りでした。ごめんなさい…)

 さて、カトゥーンバ駅からシーニック・ワールドのスカイウエイ乗り場まではバスで10分弱。

 こんなところ。正式にはスカイウエイ・イースタン・ステーションというらしいです。

118

 これが案内。

128

 スカイウエイは、切り立った崖でできた谷を渡って、シーニック・ワールドのトップ・ステーションと結びます。カトゥーンバ駅からのバスは、トップ・ステーションにも行きますが、ブルー・マウンテンの空中散歩を楽しむために、ここで降りたわけです。

 しばらくするとロープウエイのゴンドラがやってきました。

127

 このロープウエイは、かならず後ろから乗って前に降りるようになっているのと、つるべ式でなく1台の搬器(乗り物)がいったりきたりするのが珍しい。日本にはないタイプです。

133

 ロープウエイの真ん中はガラス張りになって、270メートル下の原生林を覗けるしくみ。大丈夫とわかっていてもちょっと怖いですね…。

 ロープウエイからのながめ。

134

 この一帯は、砂岩でできて浸食が激しいらしく、深くて雄大な谷が刻まれています。谷底は原生林になっており、谷底を散歩してもよし、上から景色を眺めるのもよしという世界的観光地になっているわけ。

 反対(進行方向右)側には滝が見えるらしいのですが、こちら側の展望に気を取られて、気づきませんでした…。

 ロープウエイを降りたら、谷底に降りるケーブルカー(シーニック・レイルウエイ)に乗り換え。ケーブルカーはこんなの。

144

 さっそく乗り込みます。

146

 乗るときの傾斜はそれほどでもないのですが、途中はかなり急。ふんばっていないと車両からころがり落ちそうな感じがしてきます。実際はそれほどでもない(時速14kmくらい)らしいのですが、スピード感もあります。足下に置いた荷物が心配でした…。

151

 シーニック・ワールドではこのケーブルカーを「世界一急勾配」とうたっています。実際に最急勾配は52度とかなり急ですが、米国のテネシー州には最急勾配72度のケーブルカーがあるらしいので、たぶん世界一最急ではないと思います…。ちなみに日本で一番急なケーブルカーは東京の高尾山にあるもので、最急勾配が31度だそうです。

 こちらが下の駅。トップ・ステーションから約2分、200メートル降りた谷底です。

157

 人を降ろすと、さっさと引き上げられていきます。世の中のだいたいのケーブルカーは、つるべ式になっていると思うのですが、ここはそうなっていませんでした。つるべ式でないところでも重しでバランスを取るのがほとんどだと思いますが、ここは重しもなかったような気がする…。どうなっているのでしょうか。

 もともとここは石炭の鉱山だったらしく、このケーブルカーも石炭運搬用だったようです。今は原生林になっていますが、ところどころ鉱山のあとの展示もありました。

 石炭鉱山だったころのトロッコ。

160

 石炭鉱山だったころから、週末には森林浴(Bush Walk)の観光客を乗せていたそうです。当時の車両。

162

179

 で、ケーブルカーで降りた原生林の谷は遊歩道が整備されています。しばし散歩。さまざまな遊歩道が整備されているので、全部歩こうと思えば何時間かかかるのではないでしょうか(たぶん)。

 歩いていると、やがてトップ・ステーションに登るロープウエイ(シーニック・ケーブルウエイ)の駅が。ケーブルカーの駅からまっすぐ歩けば10分足らずです。

 降りてくるロープウエイ。車体には「Cableway」(ケーブルウエイ)と書いてあります。ちなみにロープウエイのことは、英語圏では「ケーブルウエイ」や「ケーブルカー」(日本でいうケーブルカーは英語圏ではフニキュラー:Funicular)ということが多いようです。

186

 車内はこんな感じ。谷底から山を登るせいか、階段状になっています。こちらの最急勾配は39度だそうです。水平差は215メートル。

193

 見る見るうちに谷底から空中に。

202

 3分弱でトップ・ステーションに着きました。こちらのロープウエイも、つるべ式でなく搬器は1台だけ。よっぽど強力なモーターで動かしてるんでしょうか…。

 ケーブルカーで降りてロープウエイで登るのが一般的なようですが、逆回りも可能だそうです。後ろ向きで登るケーブルカーも怖さが増していいかもしれませんね…。タクシーやレンタカーで来た人はシーニック・ワールドだけのきっぷを買うことも可能。その場合。ロープウエイおよび/またはケーブルカーで谷底へ往復するきっぷが21豪ドル、さらにスカイウエイで谷を横断して帰ってくると28豪ドルだそうです。

 私はここからバスに乗って、エコー・ポイントでいったん下車。そこから歩いて駅に帰りました(バスが昼休みになって、ちょうどよい便がなかった)。

208

 というわけで、ホントに世界的な観光地のブルー・マウンテン。シドニーにお出かけのときは、ぜひ行かれることをおすすめします。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2010/11/08

船岡城址公園のスロープカー(宮城県柴田町)

Rimg0678

 宮城県の誰でも乗れるスロープカーは、2010年11月現在、私が知る限り二つ。仙台市の佛国寺にある愛子大仏と柴田町にある船岡城址公園。このうち船岡城址公園のスロープカーについては、「楽しい遊覧鉄道」(ものぐさ太郎さん)というWebページで楽しく紹介されていたのですが、そのWebページは、2010年10月末でいったんお休みになってしまいました…。Web上であんまり情報がないのもなんなので、すごく簡単ですが、このブログで紹介します。2004年7月25日に行ってきたときの記録です。

 ちなみに、私が行った2004年時点では7月も運行していたのですが、あらためて調べたところ、2010年現在、運行は4月上旬から下旬(桜の開花時期に合わせて変わる)の「しばた桜まつり」の期間の午前9時から午後8時までと、2010年は10月20日から11月10日までの「みやぎ大菊花展柴田大会」の期間の午前9時から午後4時までに限られるようです。今年乗りたいならあと2日しかありませんが、でも大丈夫。船岡城址公園は宮城県内でも有数の桜の名所のようなので、来年の春、桜といっしょに楽しむこともできるはず…。

 場所はここ。

 JR東北線の船岡駅から徒歩20分というところ。乗り場は、小高い丘になっている公園の中にあるので、歩いて行くと最後がちょっと大変。足に自信がなければタクシーを使われるのもよいでしょう。

 こちらが公園の中の案内。

Pa120133

 船岡駅は、右下のさらに下になります。スロープカーは、真ん中やや左下の乗り場から山を登って頂上(左上)の船岡平和観音の近くまで行きます。ちなみに平和観音は高さ24メートルで、展望台も兼ねています(胎内を胸の高さまで登れる)。

 乗車券はスロープカー乗り場のちょっと下、駐車場のそばにある売店で買うようになっていました。料金は船岡平和観音入場料込みで往復500円。

 こちらが乗り場。

Rimg0679

 これがスロープカー。

Rimg0673

 これが車内。

Rimg06741

 これが頂上からのながめ。

Rimg0676

 説明が淡白なのは、あんまりよく覚えていないからです。ごめんなさい…。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2010/09/30

スロープカーでゾーブ体験その2(熊本県芦北町)

014

 転がる球に入って坂を下るアトラクション、ゾーブ。以前徳島県のイカワエックスパークを紹介したのですが、日本国内では、熊本県芦北町の芦北海浜総合公園でも楽しめます。以前紹介したときは、全国で4カ所で楽しめると書きましたが、いつの間にか2カ所だけになってしまいました…。2010年8月9日に行ってきたときの報告です。

 場所はここ。

 もより駅は、肥薩おれんじ鉄道の海浦駅。でも歩くと1時間近くかかりそうです。芦北町の中心部にある佐敷駅からだと九州産交バスが1日3本。青少年の家行きに乗り、15分ほど。終点下車。佐敷駅にはタクシーもありそうですが、片道2000円ほどはかかりそうです。私は八代でレンタカーを借りて行きました。

 芦北海浜総合公園の営業時間は、10月から3月までが午前10時から午後5時、4月から9月までが午前10時から午後6時まで。休みは、7月8月を除く毎週月曜と、12月29日から1月1日まで。案内はここ。ちなみに入場料はかかりませんが、車の駐車は1台500円。ただし駐車料金を払うと、公園のもう一つのアトラクション、ローラーリュージュが1回ただになります。

008

 ローラーリュージュにはそんなに興味はなかったのですが、ローラーリュージュ乗り場に上がるためのリフトに興味があったので試してみました。ローラーリュージュは、普通に楽しいですね…。

009

 ローラーリュージュのあと、ゾーブ乗り場へ移動。こちらのゾーブは、7月8月は中に水を入れて、濡れても構わないかっこうで楽しむウェットタイプだけ。水泳パンツを用意して行きました。確か、レンタルの水着もあったと思う(うろ覚え)。1人1回800円、2人だと1200円(1人600円)。下で受付を済ませて着替えます。ロッカーがあるので、腕時計やメガネ、靴なども預けておきます。

011

 こちらがスロープカー。見た感じ、イカワエックスパークと同じみたいです。後ろに球を乗っけて、前の黄色い車両に人が乗っかるしくみ。

021

 当日は、そこそこ混んでいて、申し込んでから順番が来るまでに、20分ほどかかりました。

 で、体験。

017

 回転し始めるときは、球の中で足をたらいに入れているかんじで前向きに回り始めるのですが、球は土手にぶつかったタイミングで逆に回り始めました。ちょっとびっくりした…。同じニュージーランド系のアクティビティであるバンジージャンプは、もう一度してもいいかな、と思わせるものがあります(でも1回しか体験していない)けど、ゾーブは一度でいいかな…という感じですかね…。

020

 でも百聞は一見にしかず。転がる乗り物が好きな人は、一度は体験しておくべきといえるでしょう(たぶん)。最盛期の5カ所から場所を減らして、だんだん貴重なものになりつつあるゾーブ。みなさんも今のうちにいかがでしょうか…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/05/30

スロープカーで展望台(佐賀県武雄市)

Rimg06861

 九州の佐賀県、武雄温泉には市営のスロープカーがあります。2006年5月12日に行ってきたときの報告です。

場所はここ。

 JR佐世保線の武雄温泉駅から3kmほどのところ。歩くと40分ほどかかりそうです。歩いて15分ほどのところには「永島」というバス停があります(地図の真ん中あたり)。祐徳自動車が武雄温泉駅から鹿島バスセンター(JR長崎線の肥前鹿島駅)を経由して日本三大稲荷の一つ祐徳神社を結ぶバスを走らせているのですが、昼間は1時間半に1本ほど(時刻表はこちらから検索可能)。あんまり便利とはいえません。私は前後の予定との兼ね合いもあってレンタカーを利用しました。

 スロープカーのある地域は「武雄温泉保養村」という名前で、宿3軒、遊歩道などが整備されています。2010年5月30日時点ではリンク切れが多く、あまりやる気が感じられないWebページがここにあります

 スロープカーの名前は「スカイバスのぼるくん」。地図上青い矢印で示した池の内湖(2010年5月30日時点、地図上では池の内池)と湖に面した小さな山の上にある展望台を結びます。3月1日から10月31日と、1月1日から1月4日は毎日運行。そのほかの期間は土日祝日運行。営業時間は9時から17時まで。往復200円、片道100円です。

 下の駅(池の内湖側)はこんな感じ。

Rimg06911

 かなりりっぱな駅です。

 で200円払って乗車。よく覚えていませんが、ふつうのスロープカーだったと思います…。トップの写真は上の駅。駅の上が展望台になっています。

 展望台からのながめ。

Rimg06881

 古くからの温泉街とは駅をはさんで反対側、距離も4kmくらい離れているのですが、散歩や、池の内湖でのボート、宿3軒での日帰り入浴などが楽しめるようです。また、毎年5月末から6月中旬には、保養所内のせせらぎをゲンジボタルが舞うのだそうです(2010年は5月29日から6月13日までほたる祭り)。よく考えてみたらスロープカーの営業時間とホタルの光を見物できる時間(たぶん午後7時以降)はまったくかぶらないのですが、とにかく近くを通られる機会があれば(スロープカーめあてでなくホタルめあてでも)寄ってみてもよさそうです…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/04/15

モノレール(スロープカー)で長与観光(長崎県長与町)

Rimg07221

 長崎県長与町は、長崎駅からJRで20分ほど。長崎市に通勤・通学する人が多く住む町です。そんな長与町にある公園に、誰でも乗れるモノレール(スロープカー)があります。2006年5月13日に乗ってきました。

 場所はここ。

 長崎本線の長与駅から徒歩5分ほど。モノレールのある中尾城公園は、16世紀(室町時代)に長与権之助が築いた山城の跡。今ではスパイラルスライダーや草スキーが楽しめる町民娯楽の場になっています。そこで、てっぺんにある展望所に登る人や、スライダーや草スキーを楽しむ人、モノレール好きの人向けにモノレールがあるというわけ。料金は往復100円。スライダーや草スキーを楽しむ人は、往復きっぷを登り2回に使ってもよいようです。

Rimg07211

 こちらがモノレール。いわゆるスロープカーですね…。距離は100メートルほど。ちょい乗りって感じです。

Rimg07201

 下から見た景色。見にくいですが茶色がモノレールの線路、赤いのがてっぺん近くにかかる橋。橋からぐるぐる回りながら降りてくるのがスライダーの走路です。

 スライダーや草スキーは楽しまず、モノレールに往復乗ったのは覚えているのですが、てっぺんからの景色は記憶にありません…。

 長崎は、坂が多いところ。このため、ここに限らず町中に斜行エレベータやリフトがあったりします。多くは住民向けなのですが、グラバー園のてっぺん近くに登る斜行エレベータ(路面電車の石橋電停から歩いてすぐ。楽しててっぺんまで行ける。ちなみにただ)のように、外からのお客さんが使えるものもあります。長崎観光のついでに乗り物めぐりはいかがでしょうか…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/03/15

高速バスストップのスロープカー(徳島県鳴門市)

Pa170009

 関西から徳島方面への公共乗り物といえば、フェリーでも飛行機でも、ましてや鉄道でもなく、いまや高速バス。でも高速バスのバス停は高速道路上にあったりして、ちょっと不便です。そこでうず潮で有名な徳島県鳴門市は、高速道路上の高速鳴門バスストップと、きっぷの窓口や待合所、観光案内所、駐車場、タクシー乗り場などが集まる鳴門市観光情報センターの間をスロープカーで結びました。2003年10月17日に行ってきました。

 場所はここ。


 高速鳴門バスストップは、高速舞子(舞子駅の上)、三宮駅、大阪駅など関西各方面だけでなく首都圏や名古屋との高速夜行バスも発着する、鳴門市の玄関口。JR鳴門駅から歩いて15分程度。鳴門市営バスの「高速鳴門バス停前」バス停や、徳島駅方面からJR鳴門駅前を経由する徳島バスで「小鳴門橋」バス停のそばです。私は、浜松町(東京)から夜行バスに乗って行きました。

 高速鳴門バスストップは、高速道路の本線上、ちょっと高いところにあります。一般道に面した観光情報センターとの間は200m足らずなのですが、高低差は20mほどあるので、スロープカーを用意したということのようです。運転時間は午前5時から翌午前1時まで。運賃はただ。

 高速バスストップ側の乗り場にやってくるスロープカー。ちなみに愛称は「すろっぴー」。

Pa170002

 車内のようす。無人ですが、操作はほとんどエレベータと同じ。

Pa170003

 でも、ちょっと時間がかかる(90秒くらい)ので、イスもついています。

Pa170005

 こちらが、観光情報センター側の乗り場。

Pa170014

 高速バスは大きな荷物を持って乗り降りすることも多いもの。鳴門といえばうず潮見物や、ちくわ、鳴門巻きの食べ歩き(たぶん)。そんな鳴門に行かれるときには、スロープカーが助けになりそうです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010/02/06

福岡市動植物園のスロープカー

P10001711

遠出がおっくうな季節でも,街歩きは楽しいもの。九州の福岡には,そんな街歩きにぴったりなスロープカー付きの動植物園があります。2009年5月6日に行ってきました。

福岡市動植物園は,動物園エリアと,一段高いところにある植物園エリアがあります(入場料は共通,2010年2月時点で400円)。坂道でつながっているのですが,車いすや足腰の弱い方,ベビーカーを使われている方にはちょっとつらい。そこで福岡市は,バリアフリーのためのスロープカーを2008年4月に開通させました。

場所はここ。左下の青いしるしのところ。

福岡市動植物園は,地下鉄七隈線の薬院大通駅から歩いて15分ほどのところ。天神や博多,西鉄薬院からバスの便もあります。私は,西鉄薬院からバスで行きました。10分程度,180円。詳しい案内はこちら

園内の案内図。かなり見にくいですが,三つの赤丸で,動物園正門,植物園正門,スロープカーを示しました(クリックすると拡大)。

P10001491

ゴールデンウイーク中だということもあって,スロープカーはけっこうな人気。

P10001511

でも大丈夫。20人乗りのスロープカーが複線になっていて,てきぱきと人を運びます。

P10001551


片道1分なので,乗降時間を考えても,1時間当たり片道600人程度の輸送力はありそうです。空調完備で快適でした…。

P10001721

福岡近郊にお住まいの方,福岡においでの方は,気分転換に動植物園(のスロープカー),いかがでしょうか…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/01/12

マウンテンライナーでマングローブ見物(鹿児島県奄美市)

339

寒くなると,暖かいところが恋しくなります。暖かいところにつきものなのは,マングローブ林。そのほぼ北限,奄美大島の奄美市住用(すみよう)町にはマングローブ林見物用のマウンテンライナー(登山用乗り物)があります。2009年12月21日に行ってきました。

場所はここ。

住用町のマングローブ林は,奄美群島国定公園の特別保護区になっています。広さ71ヘクタールで,マングローブ林として日本で二番目の広さ(一番目は沖縄の西表島)。オヒルギの北限でもあります。

そこで,ほかの市町村に合併して奄美市になる前の住用村は,マングローブ見物スポットと道の駅を兼ねる施設として「黒潮の森 マングローブパーク(道の駅 奄美大島 住用)」を作りました。カヌーを使ってマングローブ林を間近で見たり,標高35mほどの展望スポットからマングローブ林全体を見下ろしたりできるようになっています。で,展望台に登るために「マウンテンライナー」を用意しているというわけです。マングローブパークの案内はこちら

マングローブパークは,奄美大島の中心街,奄美市名瀬と,奄美大島で二番目に大きい町,瀬戸内町古仁屋を結ぶ国道沿い。バスなら「道の島交通」の「マングローブパーク前」バス停下車すぐ。時刻は道の島交通の携帯用サイト(パソコンでもアクセス可)で調べられます。道の島交通はWeb上で路線図が見当たらないうえ名瀬市街や古仁屋町内では複雑な経路を取るために,乗りこなすのがやや難しいのですが,名瀬市街からのバス時刻を調べるには「み」で始まる道の島交通本社前の時刻を,古仁屋からのバス時刻を調べるには「う」で始まる海の駅の時刻を調べるとよいかもしれません。私は前後の関係で行きは古仁屋の「海の駅」バス停から。50分弱,970円。帰りは名瀬市街を通ってフェリーが発着する新港近くの「塩浜」バス停まで約40分,900円でした。

マウンテンライナーの料金は200円。有料ゾーン(展示コーナーと公園)の料金がセットで500円。有料の公園を通るとマウンテンライナーの発着場まで近道になるうえ,展示コーナーも見物できます。展示で初めて知ったのですが,このマングローブ林では沖縄で絶滅してしまったリュウキュウアユ(アユの亜種)が幼生期を過ごすのだそうです…。

で,乗り場は公園を横断して5分ほどのところ。

299

手前の建物がカヌーとマウンテンライナーの受付所。奥の小さいのがマウンテンライナー。

こちらが乗り場。

324

ちなみに,このマウンテンライナー,マングローブパークでは「モノレール」とも呼んでいます。しかし,どう見ても3本レールか4本レールに見える…。モノ(1本)レールというにはかなり抵抗があります…。遊園地の乗り物っぽく見えた人は鋭いです。遊園地の乗り物メーカーとして有名な泉陽興業が作っています。「マウンテンライナー」は泉陽興業がつけた商品名。

326

こちらが車内。遊園地の絶叫系乗り物のように安全ベルトがついています。が,実際にはゴトゴトゆっくり登っていくので,絶叫する人はいないでしょう…。

約4分で展望台に到着。

327

車両はレールの傾斜に応じて傾くのですが,椅子が振り子(ブランコ?)のように自由に角度を変えられるようになっていて,ふんぞり返ったりつんのめったりしないようにできているのが印象的でした。

で,展望台でしばしマングローブ林見物。

328

いい眺めです…。

ちなみにカヌーで近くから見るとこんな感じ。

313

カヌーは約1時間で1500円(荷物のある人は別途コインロッカー代100円が必要)でちょっと高いのですが,ガイドの詳しい説明を聞きながら見物できてなかなかよかったです。

304

というわけで,マウンテンライナーとカヌーでマングローブ見物。奄美大島ではお勧めです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/01/07

熊本県の南でスロープカーめぐり(熊本県津奈木町)

Rimg0215

私が思いつくところ,熊本県にあるケーブルカー(含むスロープカー)は四つ。以前紹介した観音岩温泉,芦北町の芦北海浜総合公園,そして津奈木町の二つです。津奈木町の二つはいずれもスロープカーで,肥薩おれんじ鉄道の津奈木駅から歩いて回れるところにあります。ちょっと古いですが2004年4月18日に行ってきたときの報告です。

場所はここ。

地図の右手にある,つなぎ温泉とすぐそばのつなぎ美術館のそれぞれに「モノレール」(スロープカー)があります。いずれも津奈木駅から歩いて10分というところです。私は前後の予定の関係で,行きは九州新幹線の新水俣駅からタクシー(10分弱,当時1360円),帰りは津奈木駅まで歩きました。

まずはつなぎ美術館から。

Rimg0204

モノレール乗り場は,美術館の2階にあります。ここから眺めのいい展望台(舞鶴公園)までモノレールで登っていけるしくみ。美術館は常設展ならただ,モノレールは片道200円,往復300円。私は企画展とモノレール往復セットで500円払いました。しかし,美術館の展示はぜんぜん覚えていません…。

こちらが舞鶴公園の駅。

Rimg0202

展望台からは,津奈木湾とその向こうに不知火海が見え,手前を九州新幹線が横切ります。まずまずの眺めですね…。

Rimg0197


さて,次はつなぎ温泉。

Rimg0207

こちらは展望露天風呂に登るのにモノレールを使います。下の大浴場だけなら500円で,展望露天風呂に入るのには別途100円払ってモノレールに乗るしくみです。

こちらが横から見たモノレール。

Rimg0211

展望風呂からの眺めは,良かったと思います…(うろ覚え)。確か通過する九州新幹線も見えました。

というわけで,津奈木町に観光の際はスロープカーめぐりは外せないと思います…。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧